一年の引継ぎ期間を、東京都福祉保健局、東京都社会福祉事業団の皆様の絶大なるご支援を受けながら無事終了することができました。心から感謝しています。今後は、これまで培われてきた歴史を踏襲しながらその上に民間のフットワークのよさを生かして利用者の皆様に充実した暮らしを提供できますように努力していきたいと考えています。
福祉は厳しい時代に入っていると言われていますが、"生きにくさ"の中にいる人たちが大切にされているかどうかが、先進国としての文化の指針だと思います。私ども、この仕事に携わる者が、利用者の方たちの"心に添う"支援をし、安心に包まれた暮らしを提供し、社会問題には、その改善に努める活動をしていくという、「鳥の目」と「虫の目」の両方の視点を持ち、まだまだ未成熟な日本の福祉社会を多少なりとも変えていくという仕事をしていきたいと考えています。
「これからの福祉の専門職に求められる役割と資質」というテーマを背負ってのスタートです。精一杯、努力していきたいと考えています。
ご指導、ご支援をよろしくお願いします。
（職員向けメッセージより）
