「人は他の人から支えられていると感ずる時、そのことだけで癒されている」
私の好きな言葉です。
障害の重い方への対処を考える時、もちろん、行動療法的なアプローチ(みなさんがティーチプログラム)と呼んでいる構造化のアイデア)が大切ですが、利用者の皆さんが安心できる「人的な環境」を整えることがとても大事なことです。
生活棟に入り、張り詰めた空気が流れているのか、ゆるやかな空気が流れているのかでは、大きく結果が違ってきます。「最近落ち着いているな、そういえば自傷が減っているな」というように、周りがその落ち着いている状況を理解するのは、時間がかかることです。
ですが近道はないのです。
その為には、職員同士も関係をよくするようん努めなければなりません。
福祉の職場とは、そのような職場です。
(職員向けメッセージより)