愛知県の知多半島にある愛光園という法人の保護者会に招かれて講演をしてきました。全国的にも有名な法人で様々な事業を展開されています。
着くとご高齢の品のあるご婦人が挨拶がこられました。その方が皿井寿子さんでした。
45年前一人の重心の子どもをお預かりしたことから愛光園は始まったそうです。そう長くないお話の中で何度も『共に生きる』という言葉が出てきました。
障害の重い方たちとの暮らしは自給自足を目指してかつてはお米まで作ったそうです。資料の中には、脳性まひのある方たちが粉にまみれながらクッキーを作っている写真がありました。私の中では忘れていた懐かしい感覚が呼び起こされました。
私たちも30年前に施設で働き始めたころ施設でも収容をイメージするようなことではなく『施設に暮らしを築く』という言葉の下施設の有り様を変えてきました。
『共に生きていく!』『施設に暮らしを築いていく!』という視点も忘れてはならない、と静かですがつよい信念のある言葉が響きました。
(職員向けメッセージ)