明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
さて連日ホームレス支援や失業者問題、世界的な不況などのニュースが報道されています。先行きが不安な状況は集団ヒステリーのようでこれまで見聞きしたことのないような事件が起こりそうな気がします。
『小さな政府論』は無駄をなくすという意味では正しいと思いますが、多くは社会保障費の切捨てという方向で使われます。福祉利用のピークはまだ7~8年先のことです。
『福祉』とは社会的に弱い立場にある方々、障害者、高齢者、貧困者を助け合うという人類が作り上げてきた文化です。国家が責任を持って行わなければならないことです。天下りを繰り返し多額の退職金を持っていく人たちがいる一方、十分な支援を受けられない人たちが多数います。
明確な人類愛に基づく『政策』が必要です。『福祉とは公共事業』です。この2~3年がその先の世界を作るように思えます。福祉の黎明期にどのような実践をするかが大事です。年頭に当たって!
(職員向けメッセージ)