最近NHKで障害者を多数雇用している会社を取材した番組が報道されました。
その中でだいぶ年をめされた社長さんがこのような話をされていました。「私のしてきたことは美談ではなく人間の社会とはどのようなことか?ということを考えてきただけです。そして、四つの幸せ を大事にするという結論になりました。
それは、第一に、人に愛されること。第二は、人にほめられること。第三は、人の役に立つこと。第四は、人に必要とされることです。」この会社の業績は順調だとのことでした。
この4つのエッセンスは「有用感」というものです。反対語は無用です。
この社長は福祉の専門家ではありませんが、障害があろうがなかろうが、人として生きていく上で必要な要素を知るに至りそれを実践し続け成功をしてきたとのことです。
ニュアンスは「人はどう生きるべきか」ということではなく、「人はこうして生きていることにこそ価値がある」といわれているように思いました。人生は一本道です。道しるべは必要です。
(職員向けメッセージより)