"心ある存在"として

自閉症の人たちでストレスが整理されていない人たちは、支援者にとって"問題"となるさまざまな行為をしてしまいます。

多くは、ご本人が身体的、心理的にとてもつらいときに起こしてしまうストレス発散のために学習してきた数少ない方法です。

でもその行為が、我々の暮らしの中で容認ならない行為をしてしまうために本人ではなく我々にとって問題となります。

そして、その行為を続けていっても"生きにくさ"は増していくので違う方法(行動変容)を身につけなくてはなりません。

時間はかかりますが、何人もの改善が見られた人たちを見てきました。

間違いなく見えてる行為だけを止めようとしていてもうまくいきません。「その人が育ちの中でどのようにこの世界を体験(見えているのか?、感じているのか?)しつつ生きているのかということへの視点(支援者の眼差し)が大切です」

支援ニーズの大きさに潰されそうになりますが、"心ある存在"ととらえ、"より良い関係"を築き、"生きなおし(行動変容)"を促すという順番は変わりません。

(職員向けメッセージより)

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このページは、GMが2009年5月25日 14:39に書いたブログ記事です。

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