2009年10月アーカイブ

"今"を生きる

ある講演の「どんなに20代30代が幸せでも40代50代が不幸せだったら自分の人生は不幸せと感じるだろう。50代に向けて自分に投資する生き方をし65歳の自分が人生を振り返ったとき幸せな人生だったと思えるように生きる。どんな人でも共通に思っていることは幸せになりたいということだ!」という言葉が頭から離れません。

五木寛之も50までを家住期、50からは林住期といい、人に対して良い事をしなさい、と説き、その先に自分を見つめ心安らかな遊住期がくると言います。良き林住期・遊住期を迎えるために今を生きると言います。

50代の私はいろいろありますが穏やに過ごせています。もっと早くこの境地になっていたらと思いますが、リスクマネジメント以外「たられば」は意味がありません。

若い時は自分への投資をし、50代での幸せをイメージする。

私がイメージできるのは、敵味方入り乱れて最後の試合で胴上げされた名将野村監督、その後のインタビューでの言葉「私が残したのは『人』」。私もそんな風にいいたい!モデルとなる人がいることが大事です。

(職員向けメッセージより)

「困ったことをする子は本人が一番困っている」とは私がよく使う言葉です。

「困ったことをする子は困った奴です」というのも真実でしょう。

でも前者は「なんとしてあげたい」と思い、後者は「どうしようもない奴」という烙印を押してしまいます。180度違います。

私たちが作成しなければならない支援プランなどは保護者の同意と納得が必要です。

私たちは同じ事象でも、とらえ方の違いや言葉のフレーズを変えることによって体験を変化させることができます。リフレーミングや長所進展法と言います。

まさに、ある枠組み(フレーム)を違う枠組み(ポジティブな見方)に変えるのです。

私たちの仕事は「かかわり」というツールを使い、その方が「生きやすく」なるための支援をする仕事です。その支援者がネガティブな発想しかできないとしたら問題です。変わりうる可能性を奪ってしまうからです。

「信念が変われば、思考が変わる思考が変われば、行動が変わる行動が変われば、習慣が変わる習慣が変われば、人格も変わる人格が変われば、運命も変わる」マハトマ・ガンジー

(職員向けメッセージより)

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