ちょっと前のことですが、ある人に私が思ってもいないこと(誤解、曲解)を言われ、未消化のまま家に帰り、まもなく全身がだるくなり、のどの痛み、熱発を数分の中ではっきりと感じ取れるような体験をしました。
それまでの疲れはあったにせよ、明らかに一方的にエネルギーを奪われ免疫力が落ちてゆくのを感じました。
私は大勢の「生きにくさ」の中にいる利用者の方々、それに関わる大勢のスタッフと仕事をするようになり、はっきりと意識できていることがあります。
それは相手のエネルギーを奪わないように関わることです。
私一人でできることは小さなことです。私たちは多くの人のプラスの力を借りなければ成り立たない仕事をしています。
力や知識・立場でねじ伏せようとしたり、相手にマイナスのイメージを持ちつつ言うことをきかせようとしても伝わらないどころかマイナスのエネルギーを作り出してしまいます。
相手の長所にアクセスしそれを育て、一人ではできない現実を作り出していく"効果的な生き方"が大切です。
「かかわりが生み出すプラスのエネルギー」です。
(職員向けメッセージより)