福祉の仕事はコミュニケーション支援です。
言葉が苦手人たちは全身で表現していますので、呼吸や表情、全身像から意思を読み取ります。身体は無意識に反応しています。身体は嘘をつけません。
言葉がある人の方が言葉に惑わされ真意を測れないことも少なくありません。
"やりーとり"には支援者側の読みとる感度を高める必要があります。
自らの内側で起こっていることに意識を向けチェックをし、対象者の内側で起こっていることに焦点を当てじっくりと味わって行く過程、共鳴するという関係を作っていきます。
安心安全で他者との繋がりを感ずることができたとき人は勇気、気づき、成長のきっかけを掴むことができるようになります。
簡単には解決できない問題は"聴く"だけでも援けになり効果があります。
関係(介入)することにより対象者がもっとも欲しているもの(探しもの)を得るためのお手伝いをすることが支援者の役割になります。
よい関係性の中で意思がはっきりと自覚されていくということはよくあることです。
その場(職員集団・施設・地域など)に潜在的に影響を与えている事を知ることは大切なことです。人は場と深く繋がっています。
知的障害者の意思決定支援が話題になっています。
これが入り口です。
(職員向けメッセージより)