町田福祉園には、グッドジョブ委員会があります。
これは、その名のとおり、少しでもスタッフが働きやすく"よい仕事"をするためにはどうしたらいいか、ということを提案する委員会です。
法人内の主だった施設では、『ベターライフ委員会』『ハッピーライフ委員会」などの名前で同じような役割を持った委員会を設置しています。
まったく自由な委員会なので、「産休、育休や時短勤務を取っているスタッフが働きやすくするためには」とか「いくつかのユニットに分かれているいるので『交流のための茶話会』を開くなど様々でしたが、昨年のメンバーは、同僚のスタッフの"よい点・素敵だと思うこと"を表現したアルバムを作りました。
いい面をみていこう!というこの視点は、チームビルドのために留まらず虐待とは縁遠い組織になって行きます。
昨年度の最後に私のこともとりあげてくれました。
感激でウルウル・・・です。
恥ずかしながら、長いのでGJ委員会からのメッセージを紹介します。
【GMの想いを聞いてグッドジョブ委員会メンバーが大事だと思った事】
●作りたい未来
人だけが未来を作り、未来をイメージできる。
期待を超えるもの、イメージを超えていることに感動をおぼえる、涙があふれる。
作りたい未来に対し、具体的なイメージを持つと、未来が作りやすい。
利用者様の笑顔のイメージを持ちながら・・・
●安心に包まれている感覚を幸福感
多様性を認める→相手を良く知る→仲良くなれる
違いを認める
相手を良く知らないと、許容範囲が狭くなってしまい、嫌なイメージが先行してしまう。
相手を知ることで、許容範囲が広がっていく。
周りの意見・方法を聞く→最善の方法を知る。
●安心が大事だという事
みずき福祉会の理念の原点。どんな状況においても安心感に包まれているという事が大事で、私達が関わりの中で人を幸せにしていくことが必要。それが福祉である。
●良い言葉を先に出すという事
人間は辛いことを記憶に残す生き物である。その中で、無意識に自分の気持ちを上げようと日々行動している。ならば、意識的に良い言葉を発して脳をだまして生きた方がきっと幸せに過ごせるのではないか。
●違いを認めること
スタッフが仲良くないと良い支援は出来ない。良い関係性を築くには、まずは相手を良く知ること。相手との違い(多様性)を認めることが大切。そして、自分を削ることなく、認め尊重しあいながら、良い方法を考えて行く。
●自分を磨き続ける事
人は皆、不完全。不完全な人間が関わることで、相手を幸せにする。
不完全な私達は自分を磨き続けることが大切。自分と関わる事で不幸になったら福祉とはいわない。自分を磨くことの価値を見出す事で、大きく変わって行く。
●職員へのメッセージ
人間は不完全な存在。他者との係わりによって自分自身を磨き続けることができ、相手を幸せにする事ができる。
町田福祉園は良い評価を受けている。職員が自分に共感して仕事をしてくれていて、感謝している。豊かな暮らしの実現のため、自分は責任を取る。職員は、これからも、アイディアをたくさん提案して欲しいし、スピーディーに答えていきたい。この仕事にモチベーションを持って、仕事をしてもらいたい。
(職員向けメッセージより)