赤ちゃんのいる暮らしは笑顔が絶えません。
哺乳類の赤ちゃんは愛らしく、いとおしく生まれてきます。
赤ちゃんが生きていくためには、大人の愛情が必要です。それを自然に出せるように無性にかわいらしく生まれてくるのです。
愛情が無く、笑顔が無い対応をされるとお乳を飲まなくなったり、おなかをこわすなど健康上の問題が起こります。
ただ、この豊かな時代に生まれ育った人たちの中には初めて自分の意思のとおりに動かない存在に戸惑い育児ノイローゼや愛すことが出来ない自分を傷つけてしまう人も中にはいます。
そのことの解消に一つのアイデアがあります。赤ちゃんは一日に何度もオムツを替えます。不快から快になるわかりやすい機会です。
このオムツを替えるときに笑顔で多くのポジティブな語りかけをしてみてください。もっとも愛情が入りやすい機会なのです。一日8〜10回、週に70回、月に300回豊かなメッセージをもらえて「人」になっていきます。
私たちの介護の現場も同様です。この時間を豊かなコミュニケーションの機会にしましょう。
(職員向けメッセージより)