べてるまつりに参加してきました。
会場に着くと精神科医の香山りかさんの基調講演が始まっていました。
講演後べてるのキーパーソン名PSWで現在大学教授の向谷地さんとの対談となりました。
香山さんは、TVでのコメンテーターそのままで飾らない物言いで、「べてるの人たちはカルテがあるだけで大切にされていいな!私だって苦労しているのに!」と言って笑いをとっていました。
精神障害を持つ人たちを支えるべてるの理念は、「三度の飯よりミーティング」「弱さの情報公開」などユニークな表現です。
病気で悩んだり苦しんでいることを「苦労」と言い、症状が軽くなることを「回復」と言います。
活動の中心となる「当事者研究」は、当事者自身が自分の体調や気分、生活上の困難の意味や起こり方のパターンを見極めて、自分にあった自己対処(自分の助け方)の方法を見出して現実の生活を変えていくという取り組みです。新たな精神障害者への支援方法として世界中から注目されています。
笑いの中に自然と涙が頬をつたう"心が揺さぶられる"研修でした。
(職員向けメッセージより)