アメリカのお墓には、文章が刻まれています。
例えば医者なら、「他人の痛みを和らげる為に自分を捨てて貢献した」等です。
私たちの心は臆病です。
すぐに守ろうとします。
辛い体験は、触らないように、見ないようにし無意識野に閉じ込めてしまいます。
自らが傷つかない方法だからです。
でも、問題は起こります。
人間関係・恋愛・仕事・ポスト・お金、勝ち負け、損得、限界の壁は、大人になり社会に出ると益々厚く大きくなります。
そして悩みます。
それに立ち向かうということには、大変なエネルギーと勇気が必要です。
間違いなく苦しくなります。
壁は自分そのものだからです。
私たちは、いつも認められたいと思っています。
生きていることさえその価値が自分にあるのか、と悩みます。
子育てをしている時期が人生の中で最もいい時期だったように思えます。
自分という存在が確実に必要とされていることが様々な形で証明されていくからです。
四軒に一軒はペットを飼っています。
たまごっちは一億個売れました。
世界一売れたおもちゃです。
放っておくと死んでしまいます。
いつも気にかけていなくてはならないからです。
自分が必要とされている、有用性、存在証明が明確だからです。
ここ数年、深刻な災害の発生が多いように思います。
昨日は今日を保証するものではありません。
心が囚われていることから逃げ続けることはできます。
素のままの自分を隠しながら!
過去にとらわれてきたことに立ち向かうことで、
枯れた自分を自分が満たすことで、
辛くて逃げ出したいけど懸命ににやり遂げたことで、
心が楽になっていく!少しずつ強くなっていく!
自信とは、自分だけが知っている、自分の心!
自分の墓標に刻まれる言葉は、自分の過去と闘ってきた証です!
(職員向けメッセージより)