2009年8月19日、（株）ＪＩＣより園部氏を講師にお迎えし、リスクマネジメント研修を実施しました。みずき福祉会だけではなく、近隣施設からも多くの参加者が集い、大盛況となりました。

これまでのリスクマネジメント研修では「ひやり・はっと」「KYT」等実施し、リスクに気づく仕組み作りやアンテナの感度を高めることの重要性を学んできました。

今回の研修で、福祉サービスという仕事にとって、リスクマネジメントは当たり前、というお話を伺いました。福祉は、「安心・安全」が最優先の仕事であることを再認識することができました。

いま、求められているものは、「クライシスマネジメント（危機管理）」であり、予測できない事態が発生した際の対応が問われる時代であるとのこと。

そのためには組織的な取り組み、現場に基づいたマニュアルの整備、スタッフ個々の危機管理意識の向上...等があげられます。

危機管理意識を高めるための取り組みとして「振り返り」が効果的であるとのお話でした。

現在、園ではインシデント報告書・事故報告書の作成を行っております。一日の業務を振り返り、いくつのインシデントに気づけるか。それは利用者様への支援だけではなく、事務業務、来園者の応対の中でも発生してくるものです。

「振り返り」を積み重ねていくことで、気づきを増やし、日々の業務内容を見直し、安全管理・危機管理を強化していきたいと思いました。

時間がとても短く感じられた研修でした。今後も定期的に各課題ごとの講義の機会があればよいと思いました。